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高次脳機能障害とは

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高次脳機能障害とは

交通事故の怪我が原因で、その後遺症で自身の生活スタイルが以前に比べ全く違ったものになる方がいらっしゃるかと思います。
自身の身体が思うように動かず、今まで問題なくできたことが、誰かの助けを借りないとできなくなるといったことが多くなるということも考えられます。
身体の表面的な怪我であれば後遺症があることがはっきりわかるので、後遺症障害に認定されることが多いです。
しかしながら外から見ただけではわからない障害も存在します。
その中でも高次脳機能障害については、症状が重篤であるのにもかかわらずはた目で判断しにくいので後遺障害に認められないというケースがあります。
では具体的に高次脳機能障害とはどういうものであるのかを考えていきましょう。

【高次脳機能障害とは】
高次脳機能障害とは脳内の記憶や思考、感情をつかさどる認知機能に障害が起こることを指します。症状としてはさまざまありますがおもに以下のようなものがあります。

① 注意散まんになる
② 記憶力が低下する
③ ちょっとしたことで怒るようになる
④ 段取りや手はずを整えることが苦手になる
⑤ 人への気遣いが出来なくなる
⑥ ひとつのことに固執しがちになる
⑦ 人の意見に耳を貸さなくなる
⑧ 人との約束を忘れてしまう
⑨ 場の雰囲気を読めなくなる

交通事故に遭って上記のような兆候が見られた際には一度医師に診断を仰いだ方が良いかもしれません。
高次機能障害については症状の重さによって後遺障害等級が異なります。どの等級に認定されるかによって慰謝料の金額もまた、違ってきます
そのため、自身の周囲にいる方から様子がおかしいと言われることが多くなったら自発的に病院へ行くことをおすすめします。
とはいえ、高次機能障害の症状の把握は難しいです。しかも等級の認定には慰謝料や逸失利益の請求にもかかわってくる問題ですから、非常に大切なことだと言えます。

どうすればいいのか分からないと思ったときには専門家の力に頼るのも手段のうちです。
行政書士松浦法務事務所では、尼崎市、神戸市、大阪市、京都市を中心に、全国の「後遺障害・後遺症」、「人身事故・交通事故の損害賠償・示談」など、後遺障害の問題に力を入れて交通事故等のご相談を承っております。後遺症障害・異議申し立て専門の行政書士が丁寧に対応いたしますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

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